ボブ・マーリーが3分でよくわかる
このページでは
気に入った曲がボブ・マーリーの作品だった、彼のことが少し知りたくなった、
レゲエに興味をもってボブ・マーリーについて知りたいと思った
など、
このページの内容
どんな人だったか
ジャマイカ生まれのレゲエのミュージシャン。
貧しい中で育ち、音楽で成功して世界的有名人になるが、
36歳の若さで脳腫瘍でこの世を去った。
もし今も生きていれば2020年で75歳。
現在のレゲエのスタイルを作った人。
ジャマイカの音楽レゲエを世界に広めた。
心地よい雰囲気の曲調が多いが、
その歌詞の内容は政治の腐敗の批判・貧困の問題などを取り上げたものが多い。
さらに彼が信仰していたラスタファリ思想も反映されている。
長いドレッドヘアのスタイルはこの思想によるもの。
お勧めのアルバム
一枚だけ聴くとしたら、
ベストアルバムの「Legend(レジェンド)」か「One Love(ワンラブ)」。
ボブ・マーリーは本名ではない
Bob Marleyは芸名。
本名はRobert Nesta Marley(ロバート・ネスタ・マーリー)
ニックネームがあった
仲間の間ではタフ・ゴングという愛称で呼ばれていた。
この名前でスタジオとレーベルを設立した。
ソロシンガーではなかった
ボブ・マーリーは彼一人で活動・公演をしていたわけではなく、
バンドを組み演奏していた。
最初はThe Wailers(ザ・ウェイラーズ)という名前だったが
メンバー脱退などがあり最終的には
Bob Marley and The Wailers という名前だった。
アルバムにもその名で書かれている。
浮気性だった
妻以外に、6人の女性と交際した。
子供は何人いるか
浮気して子供を作ったため、合計13人の子供がいる。
そのうち何人かはミュージシャンとなり、協力して活動していたりする。
彼らをきびしくしつけをして育てたのは、
ボブの正妻のリタ・マーリーだった。
なぜ英語で歌うのか
ジャマイカの公用語は英語であるため。
来日したことがあった
1979年に日本でコンサートを開催した。
怪しい音楽という印象があった
以前はレゲエは、怪しい人たち・ちょっと危ない人たちが聴くマニアックな世界という印象があった。
これには、レゲエ=大麻(マリファナ)という印象があったからで
この理由は、ボブ・マーリーが大麻をすっている映像が結構あったから。
だが、大麻はジャマイカには昔からあったこと
彼が信仰するラスタファリでは、
精神集中やリラックスのために大麻を吸うことがあったため。
ラスタファリは
他人を尊重し、健全に明るく生きる
平和と愛を重んじる
ことを目的とした思想が主体。
だがラスタファリを知らない人にとって
ボブ・マーリーの歌詞の中に出てくるラスタファリ専門の言葉や言い回しは、
得たいの知れない宗教を崇高する音楽という印象を
少なからずも与えていた。
また彼の歌に心酔しまねて大麻を吸って逮捕された若者が結構いたため
レゲエに対する印象がよくなかった。
しかし現在ではそのような過去の出来事を知らない・忘れた人が多くなり
マイナスのイメージをレゲエに持つ人が少なくなった。
そして単に1つの音楽ジャンルとしてレゲエを評価するようになっている。

